<シンポジウム>

テーマ: 奈良県における中学校運動部活動の地域移行についての現状と課題

日 時:令和6年11月24日 (日) 14:40~16:40
会 場:奈良女子大学 N棟302教室
    (奈良県奈良市北魚屋西町)
参加費:無料(事前申込み不要)

趣 旨

2020年9月に文部科学省によって示された「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」において、休日の部活動の段階的な地域移行が言及されました。これを受けて,スポーツ庁によって「運動部活動の地域移行に関する検討会議」が設置され、2022年6月に同検討会議の最終的な提言が取りまとめられ、主に公立中学校の運動部活動の休日の活動から段階的に地域に移行する方向性が示されました。

また2021年度よりスポーツ庁は「運動部活動の地域移行に関する検討会議」を設置し、47都道府県および12の政令市において地域運動部活動推進事業を実施しています。2023年度は336の市町村で運動部活動の地域移行に向けた実証事業が実施されており、2024年度に奈良県では「19市町」において実証事業が実施されています。そこで、本年度の奈良体育学会のシンポジウムでは、奈良県教育委員会よりご登壇いただき奈良県全体の運動部活動地域移行の現状について、大和郡山市と大淀町の教育委員会よりご登壇いただき、それぞれの地域での実践事例についてご報告頂きます。このシンポジウムを通して、奈良県の中学校の運動部活動にはどのような課題があり、学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行がその課題を如何に解決しえるのかを検討します。
 

シンポジスト:

高橋 豪仁(奈良教育大学):部活動の地域移行政策への経緯と背景

成田 剛(奈良県教育委員会):奈良県内における部活動の地域移行の動向

髙田 吉寿(大和郡山市教育委員会):大和郡山市における部活動の地域移行について

安谷 敦(大淀町教育委員会):大淀町における部活動の地域移行について

 

司会:

稲葉慎太郎(天理大学)

指定討論者:       

石坂 友司(奈良女子大学)                               以上敬称略

 

共催:奈良女子大学地域貢献事業「健康なら 21Step アップ事業」
後援:奈良県教育委員会