大会プログラム

12:00~     受付 (N棟302教室入口)
12:30~13:00 令和5年度奈良体育学会総会
13:00~14:30 一般発表
14:40~16:40 シンポジウム(一部公開)
17:00~18:00   懇親会

<総会> 12:30~13:00

<一般発表> 13:00~14:30 (発表時間10分、討論時間3分) 

座長 石坂友司 (奈良女子大学) 13:00~

演題1(13:00~13:13)
学校体育における「スポーツ参加の多様化」の理論的視座に関する研究
〇澤田悠(奈良教育大学教職大学院)
キーワード:多様な関わり方、理論的背景、学校体育
要旨:学習指導要領において新たに記載された「する・みる・支える・知る」といったスポーツ参加の多様化の動向が、どのような理論的背景を基に取り上げられるようになったのかについて考察を行った。

演題2(13:15~13:28)
在日韓国人学校における民族スポーツと教育に関する考察 ー課外活動での取り組みからー
〇玉川佳奈妥(天理大学大学院)
キーワード:民族スポーツ、外国人学校、 部活動
要旨:本研究は、在日韓国人学校を調査対象として、民族スポーツと教育の関わりについて考察したものである。中でも、民族スポーツを活用した課外活動のあり様についてみていく。

演題3(13:30~13:43)
小学校体育におけるゴール型授業の教材と指導技術に関する事例研究
ー小学校高学年サッカー授業への介入授業を通してー
〇氣田奎一(天理大学大学院体育学研究科)
キーワード:小学校体育授業、サッカー、指導技術
要旨:本研究では、サッカーの専門的な経験を持たない教員による授業を通して、年齢や経験を問わずに学習成果に結びつく教材と指導技術について、授業者・学習者・専門家の3つの視点から授業を構造的に捉え明らかにすることを目的とした。

座長 中田大貴 (奈良女子大学) 13:45~

演題1(13:45~13:58)
リリースタイミングの制約時における投動作の調節
〇杉浦晴佳(奈良女子大学大学院)、高徳希、藤原素子(奈良女子大学)
キーワード:投動作、タイミング一致 、時間的制約
要旨:球技におけるパス動作では相手選手の有無などの外的要因により動作開始のタイミングが制約を受けることが多い。本研究では定速で移動する視標への投球課題にリリースタイミングの制約を設け、投動作の調節について検討した。

演題2(14:00~14:13)
モーションキャプチャを用いた体幹側屈動作時における脊椎曲率の評価
〇金子竜大(天理大学体育学部)、来田宣幸、権野めぐみ、野村照夫(京都工芸繊維大学)、
中谷敏昭(天理大学体育学部)
キーワード:身体側屈動作、三次元動作解析
要旨:本研究は、自動的な体幹部の側屈可動域の新たなテスト法の考案を目的とし、評価する上での留意点を明らかにし、さらに側屈動作時の各セグメントの曲率に着目した。

演題3(14:15~14:28)
高齢者の転倒自己効力感に関わる身体的・心理的要因
〇荒内来美(奈良女子大学大学院)、星野聡子(奈良女子大学)
キーワード:地域在住高齢者、Quality of life、転倒自己効力感
要旨:転倒は高齢者のWell-beingな生活を一変させる危険性をもつ。そこで、高齢者の転倒しない自己効力感が日常生活にどのように反映され、転倒を未然に予測できるのかについて検討するため、地域在住高齢者を対象に体力テストとQOL調査を行った。その結果、男性では重心動揺の外周面積、女性では5m通常歩行、またQOL評価では男女ともに身体的QOLおよび社会的QOLが、転倒しない自己効力感の予測変数となることが明らかとなった。

<シンポジウム> 14:40~16:40

テーマ: 奈良のスポーツ遺産について考えるPart 2

シンポジスト:

井上 邦子(奈良教育大学):奈良の民俗スポーツ:スモウ神事を事例として

田里 千代(天理大学)  :スポーツ遺産をいかに研究するか

星野 聡子(奈良女子大学):奈良女子大学での武道教育

コーディネーター:

松井 良明(奈良工業高等専門学校)

<懇親会> 17:00~18:00