■ 一般発表(Webポスター)

1 奈良県における総合型地域スポーツクラブの自立的な運営に関する研究

〇粟飯原真央(奈良教育大学大学院)

キーワード:総合型地域スポーツクラブ、自立的な運営

要旨:本研究では奈良県内の成功事例として4つの総合型地域スポーツクラブを取りあげ、その運営方法の特徴を明らかにし、今後の総合型地域スポーツクラブの自立的な運営に向けた課題解決のための示唆を得る。

 

2 大学キャンプ実習が他者との関わりに及ぼす効果:自由記述レポートによる質的検討

〇蓬田高正, 北澤太野(天理大学)

キーワード:大学キャンプ実習、他者との関わり、質的検討

要旨:本研究では、専門科目として行われた大学キャンプ実習の参加者を対象に、他者との関わりというテーマで書かれた自由記述レポートの内容を、テキストマイニングによる分析を行うことで、大学キャンプ実習が他者との関わりに及ぼす効果を検討した。

 

3 中国と日本のスポーツくじに関する比較研究

〇王思涵(奈良教育大学大学院)

キーワード:中国 、日本、スポーツくじ

要旨:本研究では中国と日本のスポーツくじの比較分析を通し、両国のスポーツくじ導入の背景および運営組織・マネジメントについて比較検討することによって、中国と日本のスポーツくじのシステムの違いを明らかにし、両国の社会や文化の違いに言及することを目的とする。

 

4 中国における合気道の伝播とその受容についての考察

〇熊天宇(天理大学大学院)

キーワード:中国の合気道 、文化伝播、受容過程

要旨:本発表では、中国における合気道の伝播とその受容の過程を、中国建国以前・以降、さらに文化大革命時期と改革開放以降の流れの中で明らかにする。特に導入に関わった人物とその活動および、現地での受容の仕方に焦点をあて考察する。

 

5 伝統スポーツでの極限状態とアクションスポーツのスピリチュアルな特性をめぐって:台湾のチャングー(搶孤)の事例から

〇豊島誠也(天理大学大学院)

キーワード:伝統スポーツ、アクションスポーツ、チャングー(搶孤)

要旨:本研究では、台湾の伝統スポーツ・チャングーでのスピリチュアルな特性について考察する。昨今、若者たちを魅了するアクションスポーツでの極限状態と共通するスピリチュアルな特性が、伝統スポーツの新たな魅力として見出されていると考える。本研究では、そうした文化的現象について考察する。

 

6 日本の体罰問題に関する研究動向

〇北澤太野(天理大学)

キーワード:指導者、暴力的行為、教育

要旨:スポーツ指導上の問題のひとつとして、指導者による暴力的行為があげられる。本研究では、指導者による暴力的行為、なかでも体罰に関する文献の分析を通して、日本の体罰問題に対する研究動向を量的に描き出すとともに、今後の研究の方向性を探る。

 

7 体罰指導に依存する要因に関する考察:体操競技選手の発話を手掛かりに

〇松山尚道(天理大学)

キーワード:依存、恐怖心、連鎖

要旨:体罰根絶の必要性は周知のことであるにも関わらず、いまだに体罰の事例はなくなったとは言い難い。本論では体操競技において、体罰を肯定的に捉えているケースについて検討する。そこに内在する体罰指導への依存について、現象学的視座から考察をする。

 

8 小学校高学年の走り幅跳びにおける踏切指導に着目した学習指導の検討:介入授業の分析を通して

〇井上航平1, 歌川好夫1,2, 寺田和史1,2, 山本大輔1,2, 山本樹1(1天理大学大学院, 2天理大学)

キーワード:走り幅跳び、踏切指導、跳躍距離

要旨:本研究は、小学年の高学年の走り幅跳びにおける踏切指導に着目した学習指導に関する研究である。2回の介入授業の分析を通して、踏切離地時に鉛直速度の獲得を目指す学習指導の方法を探ることを目的とした。

 

9 全身動作の運動イメージに関連した脳活動特性の検討

〇横田早香1, 中田大貴2(1奈良女子大学大学院,2奈良女子大学)

キーワード:脳活動、運動イメージ、NIRS

要旨:器械体操における前転、後転、側転に着目し、近赤外線分光法(NIRS)を用いて、難易度の異なる全身動作イメージ時の脳血流動態を観察し、脳活動特性の検討をすることを目的とした。

 

10 若年者の伸張-短縮サイクル動作遂行能力の特徴

〇國井洸樹1, 寺田和史1,2, 中村倖菜1, 岩山海渡1,2, 山本大輔1,2, 宮井信行3, 内海みよ子4, 中谷敏昭1,2, 有田幹雄5(1天理大学大学院, 2天理大学, 3和歌山県立医科大学, 4東京医療保健大学, 5角谷リハビリテーション病院)

キーワード:発育発達、リバウンドジャンプ指数、垂直跳び

要旨:本研究は、小・中学生年代における伸張-短縮サイクル動作遂行能力の特徴について、横断的ならびに縦断的に検討し、その発達の仕方や性による違い、またはどのような身体・体力的特性と関連するか明らかにすることを目的として行った。

 

11 若年者における反復横跳びと伸張-短縮サイクル動作遂行能力との関係

〇中村倖菜1, 寺田和史1,2, 國井洸樹1, 山本樹1, 的場弘起1, 宮井信行3, 内海みよ子4, 高橋裕子1,2, 有田幹雄5(1天理大学大学院, 2天理大学, 3和歌山県立医科大学, 4東京医療保健大学, 5角谷リハビリテーション病院)

キーワード:瞬発力、リバウンドジャンプ指数、垂直跳び

要旨:本研究は、中学校においても広く用いられる体力テスト項目である反復横跳びが、リバウンドジャンプ指数や垂直跳びのような跳躍能力に代表される、伸張-短縮サイクル動作遂行能力を反映するか明らかにすることを目的として行った。

 

 

■ シンポジウム(オンデマンド動画配信)

テーマ: 「新型コロナウイルス感染症の影響下における体育・スポーツのあり方について考える」

趣 旨: 新型コロナウイルス感染症の流行が始まって以来、体育・スポーツを取り巻く環境は大きく変化しました。そこで、このコロナ禍の状況における体育・スポーツ活動の状況や、現在行われている対策、この状況をどのように捉えればよいか、そして未来についてなど、各領域の5名のシンポジストをお招きし、多面的にお話を伺います。また、討論を通じて、この先の体育・スポーツのあり方について考えます。

シンポジスト:

成瀬九美(奈良女子大学) コロナ禍の地域運動指導ボランティアの活動:本学フォローアップ研修会メンバーへの調査から

星野聡子(奈良女子大学) コロナ禍の学生の体力とQOLへの影響:奈良女子大学学生への調査から

中田大貴(奈良女子大学) コロナ禍の体育・スポーツ:心理学的見地から

笠次良爾(奈良教育大学) コロナ禍の体育・スポーツ:スポーツ医科学的見地から

井上邦子(奈良教育大学) コロナ禍の体育・スポーツ:スポーツ文化・身体文化の見地から

座長:

中谷敏昭(天理大学)

以上敬称略